2006.04.11 Tuesday
ワンオフマフラー製作-パート1
ワンオフマフラー製作
まずは現状ですがゼロショベの現状ページにあるように、車体右下地面スレスレの場所を2インチドラッグパイプが這うように取り付けてあり、低いフォアコンと共にバンク角を殺している原因の一つになってます。
今回製作するワンオフマフラーは車体の中央辺りを通すカタチにしてみたいと思います。
最初はこのホットドック製サイドワインダーマフラーを使ってワンオフしてみようと思いました。 しっかりした作りがいかにもホットドックです。
とりあえずはめてみました。 ん〜、できないコトないんですがステンレス製+2インチ径なので失敗は許されないです。 今回は1-3/4インチ径スチールパイプを使いたいと思います。
これがフリーダムの倉庫(けっこうお宝が眠っている)にあった1-3/4インチ径スチールパイプのバスケット。 自由に使っていいとのお許しをもらったので遠慮なくいっちゃいます。
この高速カッター(切断機)でパイプを切り刻んでいきます。 頻繁に使っている道具で砥石の側面でヤスリがけもできちゃう便利な機械です。
最初はフランジ部分から追うように製作します。 気に入ったアールがあったら上記の高速カッター(切断機)で切り刻んでいきます。 最初は少し長めに切ってあとで微調節します。
パイプの切り口をフラットにしてパイプを合わせていきます。 ある程度コマ(パーツ)ができたら1コマづつ半自動溶接機で仮付け溶接(2〜3ヶ所)しながら合わせていきます。
今回製作するワンオフマフラーは2in1タイプにしようと思うのでリア側フランジからも追っていきます。 前後の兼ね合いが難しそうなので慎重にパーツを作っていきます。
サイレンサーはどうしようか検討中でしたが倉庫に太くて長い男らしいサイレンサーがあったので頼み込んで譲ってもらうことに。 ちなみに社外品。
けっこうヘビーなサイレンサーなので取り付けステーをフレームに半自動溶接機で溶接しました。 けっこうイカツいステーです。
サイレンサーをカチ上げたいのでリア側フランジからのパイプの取り回しにけっこう苦労しましたがご覧の通り。 あんまし上にあげるとヤケドしそうなのでホドホドにしました。 ヒートガードも検討中です。
フロント-リア間のエキパイ取り回し画像。 ステップなどがあるので少しエンジン側にパイプを取り回してみました。 上から見るとうねってますがバイク真横から見るとまっすぐに見えます。
後方上部からの全体画像。 エキパイ-サイレンサーの這い具合はこんな感じです。 フェンダーが無いのは今後フェンダーを小さくするので、無いほうがイメージが湧きやすいからです。
全部の仮付け溶接が済んだら仮組みして全体を眺めてみます。 絶妙なカチ上げ具合のサイレンサーがけっこう気に入っていますが、後ろに乗る嫁に怒られそうだな〜。 熱対策のヒートガードも作らなくては。
最初は地面と平行にマフラーを取り回そうと思いましたが、ちょっとおとなしい感じだったので上にあげることに。 これでどんだけバンクさせてもマフラー擦ることはありません。 初めてのワンオフマフラー製作でしたが、けっこういいデキになりそうです。
今回はここまで。 次回は本付け溶接したあとの仕上げの作業をインプレッションします。
今回使用した関連アイテムリンク
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高速カッター(切断機)
半自動溶接機
丸棒ヤスリ