2006.04.10 Monday
ファイヤーストーンタイヤ(Firestone)
ぶっちゃけタイヤ選びは少しでも安くてデザイン妥協しようか、高くてもかっこいいヤツ選ぼうか非常に悩みました。
で、ファイヤーストーンというホットロッドでは有名な古めかしいタイヤパターンのかっこいいヤツ選んじゃいました。 やっぱ見てくれは大事です。
ファイヤーストーンタイヤへの履き替え作業
まずはリアタイヤ交換から。 ジャッキアップしてリアタイヤを外すのに邪魔になるチェーンカバーやチェーン、フェンダーなんかを外します。 ブレーキキャリパー類は外さずそのままでもいけました。 最後にアクスルシャフトを引っこ抜けばタイヤが外れます。
いままでお世話になった古いタイヤの画像。 タイヤを外した時に、ついでにスプロケットのガタなどもチェック。 ちょっと緩んでたのでエアーインパクトレンチで締め上げました。
次に空気を抜きます。 バルブキャップを外し、コアレンチ(通称ムシ回し)でバルブコアを外すと空気が抜けます。
次に落とし込みという作業をします。 タイヤとリムが圧着されていてなかなか落ちない(分裂しない)ので専用の道具を使います。 これが無いとものすごく大変らしく、かかとで踏んづけて落とそうとしてもビクともしません。
このあたりにアールの部分を押し付けてレバーで落としこみます。 バルブ周辺を逃がして前後左右と4ヶ所くらい落とすと全部落ちます。
これがファイヤーストーンタイヤです。 タイヤのハイト(高さ)があってパンパンに膨らむので通称バルーンタイヤとも呼ばれています。 サイドウォールまで溝が彫ってあってシビレます。
いきなりタイヤはめ込んでる場面に飛びますが、タイヤ外しはタイヤレバー数本を使い、ちょっとづつリム内側の山に引っ掛けて外していきます。 リムが変形することはないそうですが、引っ掛けるとき中のチューブが噛むとパンクするので注意が必要です。
タイヤのはめ込みは、まずホイールを思いっきりタイヤの内側めがけて突っ込み、入らない部分は上記画像の様にプラスチックハンマーで叩いたりタイヤレバーを駆使して片側のみはめ込んでいきます。
次にチューブを埋め込んでいきます。 バルブを先にはめ込んであとから残りを突っ込みますが、チューブが折れたりよじれたりしないようにキレイに入れ込んでいきます。 チューブが入ったらタイヤレバーを駆使してもう片方のタイヤ片側をチューブを噛まないように注意しながらはめ込んでいきます。 一番難しい場所ですがコツは”慣れ”だそうです。
リムとタイヤの接触部分にワックスを付けます。 理由は・・・忘れましたがとにかく付けないと怒られます。
これがリムとタイヤの接触部分に付けるワックスです。 こんなの見たことないですが、これが無い場合は洗剤を薄めたやつでも代用できるそうです。
次に空気を入れ込みます。 完全にタイヤとリムがくっつく(くっつく時バツン!と音がします)までパンパンに膨らまします。 その後にエアーゲージを使って空気圧調整をします。 オレのゼロショベはリジッド/スプリンガーなのでリア1.7kg/フロント2.2kgぐらいにしました。
ファイヤーストーン装着完了したのでとりあえずはめてみました。 リアフェンダー無いとかっこい〜な〜! かなりボワンとした感じのタイヤでハイトが高いです。 アメ車でもそうですがオレはハイトがあるタイヤが好みです。
続いてリアフェンダーを装着。 なんか野暮ったいな〜。 せっかくのかっこいいタイヤが少し隠れちゃいました。 フェンダーちっちゃいのにしようかな〜。
続いて同じ要領でフロント側のタイヤも履き替えます。 リア回りに比べて部品が少ないので多少作業が早く済みました。
前後タイヤファイヤーストーンに履き替え完了! 数センチ車高が上がってゼロショベのウィークポイントであるバンク角が多少増えました。 かっこいいな〜♪ 周りの評価もこっちの方が数十倍かっこいいと評判です♪
今回タイヤ交換は始めてだったのでフリーダム堀さんにアドバイスしてもらいながらの作業となりました。 途中、堀さんの弟さんである竜二さんも乱入。 大の男3人がかりでの作業でしたがそれでもけっこう大変だったタイヤ交換。 タイヤがパンクしたときに、この作業を一人で道端でできるかというとまずできません。 というか、したくありません。 パンク予防剤とかで予防しましょう!
今回使用した関連アイテムリンク
使用している関連アイテムを購入できます。
各種ジャッキ
エアーインパクトレンチ
ムシ回し
タイヤレバー
プラスチックハンマー
エアーゲージ
パンク予防剤
ファイヤーストーン、チアキさんのショベルにはピッタリだと思います。(^^)