2007.05.01 Tuesday
グリスニップルの取り付け
うれしいゴールデンウィークに突入しましたが、みなさんレジャーや旅行の予定はいかがですか?
オレはといえば大型連休真っ只中なのにどこにも行かずに家の中でこのブログを書いてます。
こんばんは。年間を通じて毎週がゴールデンウィークな管理人チアキです。
「どこにも行かずに」はウソですね、「どこにも行けずに」が正解です。
さて、今回は剥き出しになったロッカーアーム周辺の可動部分にグリスを潤滑させるためのグリスニップル取り付け作業をインプレッション!
オレはといえば大型連休真っ只中なのにどこにも行かずに家の中でこのブログを書いてます。
こんばんは。年間を通じて毎週がゴールデンウィークな管理人チアキです。
「どこにも行かずに」はウソですね、「どこにも行けずに」が正解です。
さて、今回は剥き出しになったロッカーアーム周辺の可動部分にグリスを潤滑させるためのグリスニップル取り付け作業をインプレッション!
グリスニップルの取り付け加工
現状のロッカーアーム周辺はこんな感じです。 エンジンオイルが回らないのでドライのままだとすぐに磨耗したり焼き付いちゃう心配がありますね。
グリスを潤滑させる部分はロッカーアームとロッカーシャフトの間、アームとプッシュロッドの間、アームとバルブの間、というところでしょうか。
まずはロッカーアームの真ん中あたりにニップルを取り付けるためにポンチング! ・・・・・何度ブッ叩いても歯が立ちません。 焼きが入っててかなりの硬度になってます。
超硬のドリルなどを使えば加工できなくもないですが、超硬ドリルはお高いのでこの案は却下。 別の案でいってみます。
ショベルのロッカーアームシャフトにはオイルを潤滑させるための通り道があります。 これは次の画像にあるプラグの穴に繋がっていて、うまい具合にアームとシャフトの間にオイルが回る仕組みになってます。
こちらがロッカーカバーにあるロッカーシャフトのプラグホール。 ロッカーカバーの中には各プラグホールへとトンネルがありオイルがすべての穴に潤滑する仕組みになってます。 今回はここからグリスアップするための仕掛けを作ります。
こちらはショベルヘッド純正ロッカープラグ。 真ん中に六角穴が開いてますね。 ここにグリスニップルを付けたいトコロですが、取り付けるとプラグを回せなくなっちゃいます。
そこで登場するのが社外品でよく見かけるナックルタイプのロッカープラグ。 これなら真ん中にグリスニップル取り付けてもプラグを回せます。 ちなみにこの車両はフリーダムにある、とある方の納車前のショベルリジッド。 訳をお話ししたら快くオレの純正プラグと取り替えてくれるとの事。 とってもラッキーです♪ むこうも純正になりラッキーだと思ってくれてるはず。
このプラグはツーピース構造になってます。 このデカフクロナットのテッペンは肉薄なので、コイツと組み合わさる全ネジの方にグリスニップルを取り付けます。 デカフクロナットの方には大きめの穴でも開けときます。
画像のように丸物をくわえられるバイスでねじ山を潰さないようにアルミ板(缶ジュースです)を挟んでチャッキング。 グリスニップルのネジピッチはM6なので下穴5mmのドリルで貫通させてM6タップを立てます。
先ほどのデカフクロナットに大穴を開けて組み付ければグリスニップル付きロッカープラグの出来上がり♪ デカフクロナットの穴は少しテーパーにしてグリスガンの口がキッチリ入るようにしました。
ちなみにロッカーハウジングに取り付けるとこんな感じに。 なんだかファニーな感じになりましたね。
ロッカーシャフトには先ほど説明した各プラグホールへと繋がるトンネルにオイルを潤滑させるために画像のように油溝と穴が開いてます。 ゼロショベはこの穴は必要なくむしろ邪魔なので液状ガスケットで穴を塞いでおきます。
続いてはロッカーアームとプッシュロッドの間に注油するためのグリスニップルを取り付けます。 画像のようにグリスニップルのネジ部分を削り飛ばし、ハンダでロッカーアームにくっつけます。 グリスニップルの中には混入防止の小さなボールとそのボールにテンションを掛けるためのスプリングが入っているのですが、ネジ部分を切り飛ばすと中身が出てきちゃうので今回はボール&バネ無しで取り付けました。
とりあえすここまでのグリスニップルの取り付けは完了。 残すはロッカーアームとバルブ頭の接点だけなんですが、ここは構造上ニップルを取り付け辛く、加工で強度落としたくない部分なんですよね〜。 一番チカラが掛かり磨耗も早そうな部分ですが、ここはマメにグリスアップして対応したいと思います。 最悪ここがダメになったらローラーロッカーを組み付ける予定です。
最初からローラーロッカーを組み付けたいトコロですが、現在お金に困っているので出来ません。
出来上がったロッカーアーム類をシリンダーヘッドに取り付けます。 このプラグ部分からグリスアップするようになるわけですが、ここからグリス入れるバイクは見たことないですね(笑。 ロッカーハウジングのカタチはどうしよっかな〜。
裏側から覗くとこんな感じです。 現状のロッカーハウジングだとちょっとグリスアップしにくい場所にグリスニップルがありますね。 L型のグリスニップルでもよかったんですが、ストレートタイプに比べて少々重いのでボツです。 可動部分は極力軽くしないとデチューンになっちゃいますからね。
今回はここまで!
ヒデキ東京に遊び来ねぇかな〜・・・・・。
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