2006.04.01 Saturday
サビと戦う - ベアメタルってど〜なのよ!?
ども!チアキです。
前回予定していたリアキャリアの取り付けと穴埋めは、作業が単純でメインは溶接。 なのであんまし記事にならないので今回は省略します。 ごめんなさい。
そこで今回は「サビと戦う- ベアメタルってど〜なのよ!?」と題して防錆についてのお話を。
前回予定していたリアキャリアの取り付けと穴埋めは、作業が単純でメインは溶接。 なのであんまし記事にならないので今回は省略します。 ごめんなさい。
そこで今回は「サビと戦う- ベアメタルってど〜なのよ!?」と題して防錆についてのお話を。
防錆の方法
一般的に工業製品によく使われる鉄。 とうぜんハーレーにも多くの鉄が使われてます。 ですが鉄の最大の弱点はサビやすいこと。 湿気の多い日本は得にサビやすい環境で、丈夫な鉄もサビると強度が下がり、脆くなってしまいます。 サビの防止策としてはペンキによる塗装やメッキなどの表面処理、油で油膜を作りつねに油に浸す方法、微弱電流を流してサビにくくする方法、サビによってサビを防止する方法などがあります。
サブタイトルにある「ベアメタルってど〜なのよ!?」ですが、ベアメタルというのは金属剥き出しという意味で、ホットロッドなどによく使われるボディの仕上げ方法です。
カリフォルニアなどの乾燥したカラカラの環境ではサビの進行が遅い(サビないわけじゃないよ)のでベアメタルでもそんなに腐食しないんですよね〜、うらやましい。
上記でも書いたサビ防止策ですが、塗装やメッキ、油膜は判ると思いますが、微弱電流でのサビ止めと、サビでサビ防止はちょっと判りづらいので説明します。
微弱電流による防錆
まず微弱電流ですが、鉄というのは通電させると腐食(サビ)しないという性質を持ってます。 クルマやバイクなどボディアースを取っているものは、エンジン掛けて発電させるとボディに微弱な電気が流れて、エンジンが掛かっている状態ではサビにくくなります。 毎日乗りまくっている車両が長持ちするというのはこのためですね。
でも24時間エンジン掛けっぱなしにするのは無理があるので、微弱電流を発生させる装置を取り付ける事によってサビを押さえる方法があります。
黒サビによる防錆
サビでサビを防止するという方法ですが、
このサビは、一般に黒サビといわれ、赤サビといわれる通常発生するサビとは異なります。 黒サビは自然な状態では発生することはなく、高温に熱した鉄を一気に冷やすこと(焼き入れ)によって生成されます。
黒サビは化学的に非常に安定した物質で、しかも緻密な構造をしているため、表面を黒サビでコーティングすることにより内部を水や空気から遮断し、サビの進行を防止することが出来るようになります。 南部鉄瓶とかはこの黒サビの性質を利用したものです。
また、鉄製のフライパンや中華鍋(テフロン加工されてないやつ)も使用前に充分に空焼きを行い黒サビの膜を作ることで、油の馴染みが良くなり焦げつきにくくなる、という方法があります。
さて、おなじみのゼロショベちゃん、いたるところに鉄剥き出しの部分があります。 今後もベアメタル化を進めて行く予定なのでサビ止め方法を検討しているんですが、上記のサビ止め方法の中からフライパン空焼き方法を実行してみたいと思います。
この方法、激しく行うと焼け跡から出てきたバイクみたいになっちゃうので軽〜く空焼きしてみようと思います。
このサビ止め方法も近いうちにインプレッションしますのでお楽しみに。 フェンダーで焼肉焼いてみようかな〜?
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