2006.12.25 Monday
クラッチのジャダー直し
メリ〜〜クリスマ〜ス!!
楽しいイブを過ごしましたか?
おはようございます、相変わらず灯油買わないでがんばってる管理人チアキです。
今回はテストランで少〜しだけ出ていたクラッチのジャダーを直してみたいと思います。
ジャダーといっても気をつけてクラッチ操作すればほとんど出てこなくて気にならない程度なんですが、より完璧に走行したいのでがんばって整備してみましょう。 簡単です。
楽しいイブを過ごしましたか?
おはようございます、相変わらず灯油買わないでがんばってる管理人チアキです。
今回はテストランで少〜しだけ出ていたクラッチのジャダーを直してみたいと思います。
ジャダーといっても気をつけてクラッチ操作すればほとんど出てこなくて気にならない程度なんですが、より完璧に走行したいのでがんばって整備してみましょう。 簡単です。
クラッチのジャダー直し作業
これがクラッチ部分の画像です。 乾式オープンプライマリーなのですぐにバラせて便利です。 ちなみに湿式クラッチは触ったことないのでわかりません。 改めて画像で見るとヤレてるな〜・・・。
最初にスプリングを押さえつけているプレートとスプリングのベース部分のクリアランスをチェックします。 このクリアランスは通常1インチと言われていますが、車両ごとに微妙に変わってきますので最初にキッチリ調べて覚えておきましょう。 ちなみにゼロショベは32ミリ。 1インチじゃありません。
それではクラッチをバラしていきましょう。 まずはクラッチの中心にあるネジを取り外し、画像にあるようなストッパーを噛ませてスプリングが飛び出さないようにスプリングを押さえつけているプレート部分を取り外します。 細かいパーツの名称が判らないのでニュアンスで読み取ってください。
一番外側のプレートが外れたら次々とクラッチ板が外れていきます。 組み付けの順番が心配な人は外した順に並べると、あとで楽に組み付け出来ます。 当然表裏もゴチャゴチャにしないように。
クラッチ板を外していったら、一番最後のクラッチ板に油汚れが。 これがジャダーの原因のようです。 クラッチ板に付いた油汚れの原因は・・・・・判りません。 実はオープンチェーンにした時から微妙にジャダーが出ていたので、クラッチシェルのローラーベアリングに付いてるグリスが多すぎて回ってきたのかな? とゆ〜気がします。
このクラッチ板、ブレーキパッドみたいな材質で目地にまで油が浸透してるので、パーツクリーナーをガンガン吹きかけて油を落としていきます。
さらに受け側のクラッチシェルもパーツクリーナーをかけてきれいにします。
完璧にクリーニングしたら、先ほど外したクラッチ板を順番に組み付けていきます。 一応クラッチプレートには画像のように"OUT"と刻印されています。 もちろんOUT側が外側になります。
せっかくクラッチをバラしたので、他のクラッチプレートも脱脂します。 ウエスにパーツクリーナーを染み込ませて拭けば完璧です。
クラッチ板をすべて収納したら、一番最初にチェックしたクリアランスに合わせてスプリング部分のナットを締めこんでいきます。
スプリング部分のナットを締めこんだら、今度はクラッチの中心のネジを取り外しストッパーを抜きます。 ちなみにこのストッパーは大小のワッシャーを点付け溶接したモノ。 こういう治具を作っておくと作業がはかどります。
最後に一番中心にあるマイナスネジを底付きするまで締め込み、90度くらい緩み側に戻します。 この緩めが肝心で、締めこんだまま組み付けると常にクラッチを引きずるので、あっとゆー間にクラッチ板が無くなりクラッチシェルを傷つける事に。 オレの仲間は某ショップから納車したての車両を、メカニックがこれをやっていなかった為、3ヶ月でクラッチシェルが傷物になっちゃいました。
最後は一番中心にあるマイナスネジを押さえながら外側のネジを締めこんで完成。 組み上げたらクラッチを切って、ちゃんとクラッチが回るかどうか確認を。 クラッチ切ってないのにクラッチが回る、切っても回らない、などは調整の段階でどこか間違ってるので調整し直しましょう。
キッチリ組みなおしたらテストランへGO! 最近は一日に何回もテストランしてます。
ようやくアクが出尽くした感じのゼロショベ。 もうロング出ても大丈夫なレベルになってきました。 が、今は冬の口。 ミーティングの季節までまだまだ時間が掛かります・・・・・。
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