2006.11.03 Friday
メカニカルドラムの連結ロッド
最近「PASO ROBLES-CRUISIN' NATIONALS 2006」とゆーDVDを買って観てるんですが、これがまたすげぇ〜面白くてアメリカ絶対行きたい!とゆー気持ちにさせられます。 ちなみにチャボ木村さんや改華堂さんも少しだけ映ってます。
買った当日は一晩で三回も観た管理人チアキです。
今回はドラムブレーキからブレーキペダルにかけてのメカニカルドラムの連結ロッド組み付け&製作をお送りします。
買った当日は一晩で三回も観た管理人チアキです。
今回はドラムブレーキからブレーキペダルにかけてのメカニカルドラムの連結ロッド組み付け&製作をお送りします。
メカニカルドラムの連結ロッド組み付け作業
こちらが今回組み付けるメカニカルドラムの連結ロッド(V-TWIN製)。 純正フレームに組み付けるなら簡単なのですが、ゼロショベはカスタムフレームなので一筋縄では行きません。
まずこちらの画像をご覧ください。 これは純正ナックルの連結パイプ部分。 左右のロッドを連結している部分です。
次にゼロショベの上記と同じ部分。 キッチリ切り飛ばされてます。 この部分はけっこう大切な部分なので純正に準じて同じモノを製作します。
平板やパイプを使って画像のようなパーツを製作します。 二枚のステーを抱き合わせるようなカタチになります。
組み上げるとこんな感じに。 後ろ側になるステーは溶接するのが困難なので切り飛ばされてる部分に直接溶接。 表側はディスクグラインダーできれいに面出しします。 パイプには真鍮のカラーを圧入してロッドの径に合わせます。
そして半自動溶接機で溶接したのがこちら。 純正部分と変わらないカタチになりました。 パイプ右側に見える小さい穴はブレーキスイッチが付く部分。
せっかくなので黒塗りにしてみました。 ん〜、いいんじゃない? これで連結ロッドを組み込めるようになりました。
次にブレーキペダルへと伸びるアジャスタブルロッドの加工をします。 ペダル位置はコーンの外側まで来てるのでご覧のようにロッドの軸がまったく合いません。
ちょっと影になって判りにくいですが、アジャスタブルロッドを少し切断し、ステップのステーをうまく逃げるように曲げ加工してみました。
画像はディスクブレーキのマスターシリンダーが付いてたステー部分。 昔の名残で残しておこうかとも思ったんですが、やっぱり邪魔なので削り飛ばします。
上から見るとこんな感じ。 本来はロッドを引っ張るように取り付けるのですが、ペダル位置がミッド&少し上にあるのでロッドを押すように取り付け。 強度的に少し不安なのでブレーキシュー組んでからテストして強度確認します。
続いてはブレーキスイッチを取り付けます。 画像はV-TWIN製ブレーキスイッチセット。 けっこう細かいパーツに見えますが、引っ張ると繋がるという単純構造。
ブレーキスイッチ位置は悩んだ結果、ミッション裏の左側ロッドに。 どこにスイッチがあるのかわからないようなベストポジションです。
左側の連結ロッドはこんな感じ。 こっちはただ組み上げるだけなのでとってもイージー。
一応完成したのでちょっと離れたトコロから車体を確認してみます。 リアタイヤのハブ付近はすっきりしたな〜♪ ステップ後ろがなんだかゴチャゴチャした感じですが、いずれはサイドバルブエンジンに載せ換え予定なのでこのままでもいいか〜♪
以上、「メカニカルドラムの連結ロッド」の巻は終了!
ドラムの欠品パーツがまだなのでスプロケット組めない・・・・・。
今回使用した関連アイテムリンク
使用している関連アイテムを購入できます。
PASO ROBLES-CRUISIN' NATIONALS 2006
高速カッター(切断機)
ディスクグラインダー
ベルトサンダー
半自動溶接機