2006.10.03 Tuesday
フロントドラムの冷却フィン
先月末に発売されたHOT-BIKE JAPAN 92号のニューオーダーチョッパーショー特集にウチのゼロショベが載りました。
まぁそれはそれで喜ばしい事なんですが、編集者の方が間違えて「ART "JUNK" ROD」とゆー名前で載っけちゃいました。
"ART"じゃなくて"RAT"なんスけど・・・・・。
どうもこんばんは。 RATのスペルを変えるとARTになるんだなぁ〜、と変な所に感心している管理人"OGURO"ことチアキです。
さて、前回に引き続き今回もドラムブレーキのモディファイ=フロントドラムの冷却フィン製作をお送りします。
まぁそれはそれで喜ばしい事なんですが、編集者の方が間違えて「ART "JUNK" ROD」とゆー名前で載っけちゃいました。
"ART"じゃなくて"RAT"なんスけど・・・・・。
どうもこんばんは。 RATのスペルを変えるとARTになるんだなぁ〜、と変な所に感心している管理人"OGURO"ことチアキです。
さて、前回に引き続き今回もドラムブレーキのモディファイ=フロントドラムの冷却フィン製作をお送りします。
ドラムブレーキクーリングフィン製作
現状はこんな状態。 このドラムのハブ側の側面部分に冷却フィンを取り付けたいと思います。
まず冷却フィンの材料となるモノを探します。 なかなかイモノっぽい材料が無かったのですが、近所のホームセンターにてグレーチングを買ってきました。 お金にはいつも困っていますが、けっして近所から盗んできたモノでは御座いません。 これをザクザク切って使います。
まずは溶断器にてバラバラにしていきます。 強烈なメッキが施されてるのでバチバチと火花が飛び散り作業しづらいです。
ハイ! バラバラになっていい感じにリブの付いた平板ができました。 これをさらに高速カッター(切断機)などで切り刻んで冷却フィンを量産します。
とりあえず基本となる冷却フィンのマスターピースを作ります。 カタチはあんまし懲りすぎると製作が大変なのでそこそこカッコイイ形にしてみました。
このマスターピースをこんな感じにドラム本体に取り付けていきます。 ドラムは純正品なので失敗は許されません。 うまくいくかな〜?
ここからが長丁場になりますが、上記マスターピースと同じ形のモノを32個ほどディスクグラインダーやベルトサンダーなどを駆使して作ります。
なるべく艶めかしいカタチにしたいのでアールもガンガン削って作り出していきます。 32個もあるので大変ですが、根気よく作業を進めていきます。
え〜出来ました。 ここまでの工数は約2日間。 めっちゃ大変で二度としたくないですが、リアドラムにも同じようなモディファイを考えてます。
冷却フィンが出来たのですぐにでも溶接したいところですが、またメッキが焼けて火花バチバチになるのでメッキをタンククリーナーで剥離します。 タンククリーナーはサビ取り効果絶大ですが、メッキ剥離にも威力を発揮します。
タンククリーナー液に浸してる間に本体にケガキを入れます。 尺金などを使い32等配分をマジックにてケガキました。
いよいよ溶接です。 磁石などでフィンをドラム本体に固定して一つづつ半自動溶接機にて溶接。 溶接箇所はケツ一箇所とフィンの首一箇所。 フィンの向きが曲がって付いたりしましたが、そのまま続行。 あとで溶断器で炙って微調整しました。
溶接が終わりしっかり冷めてから溶接痕をベルトサンダーやタガネで落としていきます。 特に目立つ場所でもないので完璧なフィニッシュはしません。 最近話題のチカラさんならこの作業に何日も費やすんだろ〜な〜。
ふぅ〜、やっと作業完了! 長かった〜・・。 なかなか凝った造りになりました。 これだけ見るとなんかキッチンのコンロみたいですね・・・・・。
さっそく本体を合体させてみます。 なかなかいい感じですね〜♪ 時間かけて作った甲斐があります。
真正面から見るとこんな感じ。 微妙に見えるフィンが不思議な感じですが、まぁこんなもんでしょ。
裏側はこんな感じ。 ホントはさらに裏にも肉薄のフィンを付けようかと思ったんですが、めんどくさいので却下。 これはこれでいい感じです。
やっぱこの角度がオレ的には好きです。 それにしてもワイルドだ〜♪ これをゼロショベに着けたらど〜なるんだろ???
やっとここまで来たドラムブレーキのモディファイ特集。 次回はリアドラムの冷却フィン製作をお送りする予定です。
今回使用した関連アイテムリンク
使用している関連アイテムを購入できます。
グレーチング
高速カッター(切断機)
溶断器
ディスクグラインダー
ベルトサンダー
タンククリーナー
半自動溶接機
それにしても次から次へと斬新なアイディアには
タマげます 弟子にして〜