2006.06.12 Monday
ワンオフシート製作
全国の変態カスタムバイクファンのみなさまこんにちは! 管理人チアキです。
今回はワンオフシートの製作をインプレッション!
以前はゼロオリジナルのソロシート(黒)を装着していたのですが、ゼロショベの外観がかなりラットな感じになり、似合わなくなってきたのでちょっと人がやってないようなカスタムしたいな〜と思い今回の製作に至ります。 んで、なんかおもしれぇモノないかなぁ〜と探してたら・・ありました! しかもヤフオクで!
今回はワンオフシートの製作をインプレッション!
以前はゼロオリジナルのソロシート(黒)を装着していたのですが、ゼロショベの外観がかなりラットな感じになり、似合わなくなってきたのでちょっと人がやってないようなカスタムしたいな〜と思い今回の製作に至ります。 んで、なんかおもしれぇモノないかなぁ〜と探してたら・・ありました! しかもヤフオクで!
ラットスタイルワンオフシート製作
これがヤフオクで3000円くらいで落札したベスパ用ソロシートです。 本来は2万円くらいで取り引きされているようですが、ご覧の様な蛇柄と花柄というダッ〜サい外観が災いしてか、だれにもツバを付けられずに最安値で落札。 当然オレも速攻でカバーを取り外し投げ捨てました。
そしてダサいカバーから現れたのがご覧の画像。 ラットくさいでしょ? ただ、このままだと腰高なのでいろいろと手を加えてみたいと思います。
まずはカット刃を付けたディスクグラインダーなどでバラバラに分解します。 ステーを取るとシート座面のスプリングが収縮して大変なので10mmくらいの丸棒を仮に半自動溶接機で溶接して引っ張られないように工夫しました。
ディスクグラインダーでぶった切ったシートステーはなかなかいい感じなので捨てずに使います。 卓上ボール盤でお得意のドリリングのアクセントを付けてみました。
先ほどのシートステーをシート本体に溶接します。 シート本体はけっこうヤワな作りなので慎重に。 これで先ほど仮溶接した丸棒を切り離すことができます。
続いてシートの先がゴツゴツしてるのでシート先端部分を製作します。 画像はジャンクのハーレー用シートベース。 商品には使えないということでフリーダムからもらっちゃいました。
とりあえず先ほどのハーレー用シートベースの先端をちょん切ってワンオフシートにあてがってみます。 ・・・・・チンコカップみたいですね。
なんとかチンコカップから脱出したいので、とりあえずベルトサンダーでカタチを整え卓上ボール盤でドリリングしてみます。 少しはマシになったかな? 回りからはチンコケースとか、競走馬の鼻につけるカップみたいとか、極悪囚人が付ける精神安定マスクみたいとか、言いたい放題言われました。
チンコカップはとりあえず置いといて、シート本体の取り付けに掛かります。 フロント側は以前ゼロオリジナルシートが付いていた穴位置をそのまま流用します。 多少シートを跳ね上げられるようにステーの先端をディスクグラインダーでアールにしてみました。
続いてリア側。 バイク仲間の洋一っちゃんからもらったシートスプリングを使ってみます。 シートスプリングの巻き方が左右対象じゃないので少し変な感じですが、もらい物なので贅沢言ってられません。
ご覧の画像のようにシートベースに穴を開けてビス止めします。 けっこう目立つ部分なので袋ナットを使ってアクセントを付けてみました。
先ほどのチンコカッ・・・じゃなくシート先端部分の取り付けですが、メンテナンス性を良くするために跳ね上げ式にしてみたいと思います。 画像はスプリンガーフォークのロッカー部分を流用したワンオフステー。 ちょっとお洒落に片持ち式にしてみました。
上記のワンオフステーにシート先端部分をアームを介して半自動溶接機で溶接します。 画像のような跳ね上がり具合となりました。
これでワンオフシートの完成! ん〜、ジャンクな雰囲気抜群!・・というかジャンクシートです。 これをこのまま革張りもせずにそのまま乗っちゃいます。 スプリング部分にオケツを挟まれそうですが、けっこうスプリングが伸びているので挟まれるようなことはありません。 表面処理はどうしよっかなぁ〜、とりあえず表面処理は保留で。
けっこう手間取りましたが見たこと無いようなイカしたシートが出来て大満足! 今後は背もたれも作ろうかと検討中です。 それにしてもどんどんラットロッドみたいになってくなぁ〜、オレのゼロショベちゃん。
次回はハンドルの取替え+ハンドル切れ角確保をお送りします。
今回使用した関連アイテムリンク
使用している関連アイテムを購入できます。
ディスクグラインダー
高速カッター(切断機)
半自動溶接機
ケガキ針
ポンチ
卓上ボール盤
ベルトサンダー