ゼロショベ改造計画

ゼロエンジニアリング製作のフルカスタムショベルヘッドをベースに、できる限り自力でさらにフルカスタムするカスタムハーレーダビッドソンの画像付きブログ日記。

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2006.03.24 Friday

キッカーカバーを外せ!

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    晴れてオープンチェーン化に成功し、意気揚々とバイクにまたがるオレ。 クラッチを切ろうと踏み込むと・・・



    「バキン!」

    明らかに何かが折れた音がしてクラッチリリースレバーがプランプランに。(涙)
    原因を追究すべく、踏み込んだ事のない未知の領域「キッカーカバー」を開けてみたいと思います。

    まずはキッカーカバー回りの作業の邪魔になりそうなパーツを外していきます。


    クラッチリリースフィンガーの取替え作業

    ゼロショベ右側マフラーやクラッチリリースレバーを外してスペースを確保します。 続いてミッションのドレンボルトを緩めてミッションオイルを抜きます。 次に多数のナットで留まっているキッカーカバーを外します。 ゼロショベはイグニッションが共締めされているので、バッテリー端子も外してショートを防ぎます。

    キッカー内部これがキッカーカバーで隠されている内部です。 右スペースにはキックのギアが収まります。 左は薄っぺらの傘のようなギアと、見えませんがそれに付いてる長〜いシャフトがミッションの中を貫通しています。

    リリースフィンガー原因発見です。 先ほどの長〜いシャフトを押すリリースフィンガーがバッキリ折れていました。 作りがいかにも頼りなく、よく折れるそうです。

    キッカーカバー内部こちらはキッカーカバー内部。 クラッチリリースレバーに連結するシャフトに先ほどのリリースフィンガー(新品)を咬ませます。 キッカーカバーの合わせ面をキレイに脱脂したあと新しいガスケットを交換。 漏れ防止に液状ガスケットを薄く塗りました。

    ミッションオイルリリースフィンガーの爪の向きに注意しながらバラした順に組み直していきます。 全部組んだらハーレー用ミッションオイルを注入。 今回はスペクトロという普段使わない高級オイルを景気よくぶち込みました。


    今回のリリースフィンガーが折れた原因は、クラッチの5スタッドのナットを締めすぎたためにクラッチ板を押すシャフトが底突きして折れたみたいです。 フットクラッチなのでなおさら力任せに押し込んだのが原因ですね。 反省反省。

    今回クラッチとキッカーカバーをバラして組み直した感想は、意外に単純な構造だったということでした。 恐る恐る作業してましたが次回からはバッチリです♪

    次回は「プライマリーチェーンカバー製作」の巻です。


    今回使用した関連アイテムリンク
    使用している関連アイテムを購入できます。

    液状ガスケット&リムーバー
    ハーレー用ミッションオイル

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