2006.03.22 Wednesday
ワンオフチェーンカバー
もともとはゼロワンオフのアルミ製のチェーンカバーが付いていてフレームにタップを立てて装着されていました。 それはそれで良かったのですがフレームのタップが気に入らなくなり溶接で穴を埋めてしまいました。
それ以降、ノーチェーンカバーで走行してましたが、片っ端から洋服が汚れてくるので今回の製作に至ります。
ワンオフチェーンカバー製作
どこからステーを伸ばすか悩みましたが、フリーダム堀さんに相談してリアアクスルシャフト部分のカラーに溶接してステーを伸ばしてみました。 ステーは無垢の丸棒を手曲げして角度を出し、先端にバカ穴を空けたプレートを溶接。 そのプレート裏にナットを溶接してあります。
リアアクスルシャフト部分のカラー拡大画像。
カラーに直接ステーを溶接しているのでステーの角度が思いのままに調節できます。
二次駆動チェーン前方あたりの画像。
もう一箇所の取り付け部分はミッション上部を留めているボルトに共締めします。 チェーンとのクリアランスは十分取らないと走行時(特にパーシャル時)にチェーンがカバーに干渉してガチャガチャうるさくなります。
上記の位置に留めるためのステー部分。
細めの平板を万力に挟んでハンマーで叩き曲げながら丁度いい角度を出しました。 その後位置決めしてバイスプライヤーではさみ、仮決めして溶接です。
チェーンカバー本体の画像。
40mm X 3mmほどの平板をひたすら叩きまくってアールを出してあります。 叩き作業は初めてでしたがけっこういい感じのアールになりました。
けっこう幅広なので、干渉する部分(リアフェンダー/タイヤの辺り)を削って逃がしてあります。
完成! 叩いた部分は剥き出しのメタルになっていて、それ以外は黒皮のままです。 色とかどうしようか迷いましたが、このまま錆させてサビチェンジャーで酸化皮膜を作ることに。 カバーをステーに留めているボルトはかわいく丸頭のマイナスネジを付けて荒っぽいベアメタルのアクセントにしてみました。
全体的に荒っぽい仕上がりですが、ガレージカスタムっぽくなってきて個人的には大満足の出来栄えです。
次回は「凶悪!オープンチェーンプライマリー!」の巻です。