2006.03.21 Tuesday
手斧グリップのシフトノブ
今回使う手斧は数年前に激安工具店で有名なアストロで2500円という破格値で購入したMADE IN U.S.Aのかっこいい品なんですが、なにせ小型で薄型なので木の枝くらいしか切れずハンマーにもならないちょっと使えない斧でした。
ですがグリップ部分は丁度いい感じのシフトノブになりそうなので刃の部分を切り飛ばして溶接でシフトノブにしちゃいます。
手斧グリップのシフトノブ(ジョッキーシフト)
まずは元の状態から
このシフトノブは鉄の丸棒を旋盤で削りだしたワンオフです。 ハードクロームメッキまでかけて作ったのでけっこう愛着ありましたが手斧の方がかっこいいので迷わず交換です。
いきなり完成ですがアタマを切り飛ばして溶接するだけなので途中の大した作業はありません。
これが溶接部分の拡大画像。 お互いの接続する先端部分をとがらせて溶接の肉盛り部分を多く取って強度を出しています。
これが切り飛ばされた手斧の刃部分。 革ケースは仲間の革職人から作ってもらったモノ。 捨てるのももったいないので今後別の柄を溶接して復活予定です。
以前のシフトノブに比べて若干大柄なシフトノブになりましたが使い心地はなかなかいい感じです。 なんてったって見た目がワイルド!
取り付けの注意点はオイルタンクなどに干渉しないように若干ななめに取り付ける事と、背を高くすると太ももあたりに当たるので高さに注意するか外側に逃げるようにして取り付ける事がポイントです。
次回はワンオフのチェーンカバーをお送りします。