2006.04.12 Wednesday
ワンオフマフラー製作-パート2
ワンオフマフラー仕上げ作業
まず前回までに済んでる仮付け溶接部分を本付け溶接していきます。 この辺は職人技術が必要なのでフリーダム堀さんに全部お任せ。 仕上がりはけっこういい感じになりました。
次にサイレンサーとエキパイの接合部分にスプリングを咬ませます。 バンドでクランプするのでホントは必要ないのですが、かっこいいのであえて付けます。
画像はスプリングを引っ掛ける部分。 ホイールのワイヤースポークの根元を使ってます。 引っ掛けピッチは106mm。 場所は邪魔にならず、しかも目立つ所へ溶接しました。 これでエキパイ・サイレンサーの加工作業がすべて終了なのでこれから塗装の下準備。
ワンオフマフラー耐熱塗装
エアー式のミニベルトサンダー、通称ベビーサンダーとワイヤーブラシです。 これらの道具を駆使して塗装面を荒立てて塗装のノリを良くします。
これらのパーツを耐熱塗料で塗装します。 サイレンサーのヤレ具合がいい感じなのでサイレンサーの大部分はそのままいっちゃいます。 あとはつや消しブラックになります。
上記のベビーサンダーで塗装面を荒だししていきます。 ベビーサンダーを使うとけっこう簡単に荒だしできます。 細かなところはワイヤーブラシで。 溶接痕はワイルドにそのままの状態で塗装します。
これが今回使用する耐熱塗料スプレーつや消しブラック。 ホームセンターなどで簡単に手に入ります。 かなりグレーっぽい仕上がりになります。
針金でパーツを吊ってスプレーします。 一気に仕上げずに何回かに分けてスプレーします。 やり残しの無いように。 速乾性なので15〜20分ごとに3〜4回に分けてスプレーしました。
耐熱塗料が乾燥したらいよいよ組み付けです。 ここまで来ると手直しできないので、不具合があったら力任せに修正です。 オレのゼロショベはなんとかセーフ! バイク真横から見るとエキパイがまっすぐに見えます。
これがコダワリのサイレンサーとエキパイの接合部分。 スプリングがレーシーで気に入ってます。
今回製作したワンオフマフラーの全体画像。 う〜ん、サイレンサーのカチ上がり具合がヤル気を感じさせます。 さっそくエンジン掛けましょう! 「バボッ ドド、ドドド、ドドド」 ・・・排気音すっげぇ〜ジェントル! 今までの凶悪そうなドラッグテイストな音がかなりスポイルされて、変わりに重低音の図太いサウンドになりました。 聞き慣れないせいかオトナシイ感じですが、回りの評価は上々です。
最後に全体のバランスを眺めてみます。 ん〜〜いいんでない!? さて、マフラーどのくらい熱くなるかなぁ〜、と触ってみたらすっげぇ〜熱い!! シャレにならんくらい熱い!! リア側のエキパイがダイレクトにサイレンサーに向かってるので一気に熱くなります。 ちょっと遠回りさせとけばよかったかな? このままではいつヤケドしてもおかしくない状況なのでヒートガードを取り付けなければなりません。
という訳で次回は「ヒートガード製作」の巻です。
今回使用した関連アイテムリンク
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ベルトサンダー
ワイヤーブラシ
耐熱塗料